精神保健福祉士は、1950年ごろには、その前身である「精神科ソーシャルワーカー」という名称で活躍していた仕事で、50年以上も前からその必要性は高く、大きな役割を担っていたということになります。
精神病院では、患者が回復して社会に復帰していく時に、さまざまな問題が山積みにされていることから、それらを専門に解決する役割として精神保健福祉士のもとである「精神科ソーシャルワーカー」を導入していたということです。
50年以上前は、現在よりもはるかに精神障害者に対する差別や偏見は大きく、たとえ病気が回復しても、社会にもどっていくには、あまりにも壁が高く、それらを乗り越えるための援助がどうしても必要でした。そんな中で必要とされていた「精神科ソーシャルワーカー」の役割と意義は非常に大きなものだったに違いありません。
少しずつ、精神障害者に対する偏見や差別はなくなりつつありますが、いざ社会復帰するとなると、さまざまな問題があるようです。
社会保険福祉士は、社会福祉学を基礎とする知識や技術をもって、精神障害者が抱えている生活の問題や社会の問題などを解決していく仕事です。社会復帰、社会参加、自立への支援をすることで、少しでも障害者が安心して暮らせるように、生きがいを見つけられるように、あらゆる面から支援していくという役割を担っています。
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