精神保健福祉士ができた理由

現在、日本は「高ストレス社会」といわれており、精神的に障害をもったり、病を抱えている人が非常に多く、その数は、160万人以上で、年々増加の一途をたどっています。

もともとは、1950年ごろより「精神科ソーシャルワーカー」という名称で、精神科の医療機関では、治療チームのスタッフの一員として導入されていました。精神障害を持つ人は、社会から差別や偏見をうけやすいため、社会に適応するまでに非常に時間がかかります。回復しても、社会復帰するには問題も多く、なかなか難しいといわれています。そのため、長期入院を強いられる場合が多いという現状でした。

このようなさまざまな問題を解決するために、退院後の社会復帰にむけての援助や支援を行なえる、専門的な知識を持った人材の必要性が高まってきました。

そこで、生まれたのが、「精神保険福祉士」であり、もともとあった「精神科ソーシャルワーカー」を国家資格として制定しました。専門的な知識と技術をもって、精神障害者がスムーズに社会復帰できるように援助や支援を行なう精神保健福祉士は、今後も需要が高まると思われます。

しかし、精神保健福祉士の国家資格は、誕生して間もないこともあり、社会的知名度はまだまだ低く、医療機関側の受け入れ体制も整っていないのが現状です。

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